
戦闘追加ルール
『ミドガルド』では基本的に戦闘は上級戦闘ルールを使用します。
コンビネーション技
『ミドガルド』ではいくつかの動作を組あわせて、流れるような一つの動きで連続攻撃ができます。
キャラクターは最大三つまでの攻撃動作を組みあわせて、一つのコンビネーション技を作ることができます。コンビネーション技を学ぶには行なう動作によってCPを支払わなければなりません。コンビネーション技はいくつ学んでも構いません。
学んだコンビネーション技は通常攻撃の代わりに使用できます。コンビネーション技を使いたければ、戦闘ターンの開始時に、宣言しなければなりません。
コンビネーション技は見切られる可能性があります。コンビネーション技の最初の動作の技能レベルと(最初の動作が技能を使用しない行動ならば次の動作)、相手側のもっとも高い戦闘技能のレベルとで即決勝負を行ないます。コンビネーション技の使い手が勝てば、普通にコンビネーション技を使用します。コンビネーション技が終了するまで、相手は能動防御以外の行動はできません。
即決勝負に相手が勝てば、コンビネーション技は見切られてしまいます。コンビネーション技の最初の行動しか行なうことが出来ず、それに対する能動防御に+3の修正があります。
コンビネーション技で全力攻撃は行なえます。その場合、ダメージに+2しか選択できません。
コンビネーション技に組みこめる動作には以下の物があります。
武器による攻撃(攻撃方法限定) 4CP
銃器による攻撃(連射可) 5CP
素手による攻撃(攻撃方法限定) 2CP
移動(移動による修正なし) 3CP
準備 2CP
姿勢の変更 1CP
コンビネーション技の例:男気溢れる歴戦の傭兵スクリミールは、コンビネーション技を二つ身につけています。「両手剣、切り・両手剣、刺し」の二動作のコンビネーション技と、「移動・ナイフ、切り・リボルバー、発砲・」の三動作のコンビネーションです。
スクリミールはコンビネーション技を学ぶのに合計20CP消費しました。うちわけは、「武器による攻撃」3つ(両手剣による、「切り」、「刺し」とナイフによる「切り」)で12CP、「移動」で3CP、「銃器による攻撃」で5CPです。
移動のルールの追加
移動を選択したターンは、能動防御を除く他の行動が行なえませんでしたが、「ミドガルド」では移動しながら別の行動が行なえます。判定が必要な行動は、移動した距離1mごとに−1の修正がかかります。
移動しながら攻撃すれば、銃器類を除いた武器(素手)は5m移動するごとに致傷力に+1されます。
半致傷のルールの削除
「ミドガルド」では半致傷は無くなります。射程と表記されていれば、それが到達距離の限界であり、ダメージを与えれる限界の距離です。
投げの射程に関するルールの変更
「ミドガルド」では投げられる武器の射程は、「ベーシック」の286項の投げ/距離表を参照します。表によって求められた射程は、石や擲弾のような投げやすい物を除き、全て半分になります。(例:剣、ナイフ等)
疲労する行動
「ミドガルド」では自ら疲労することによって、キャラクターを一時的に限界を超えることができます。1点自ら疲労するごとに技能レベルに+1することができます。これは疲労したターンのみ有効です。
負傷する行動
「ミドガルド」ではヒット・ポイントを削って、キャラクターを一時
的に限界を超えることができます。自ら2点負傷するごとに体力か、敏捷力に+1することができます。これは負傷したターンのみ有効です。
重要器官の負傷
「ミドガルド」では以下の重要器官を追加します。
鼠蹊部
命中部位表の「胴体」(番号9〜11)のうち、番号11の部分です。命中判定に−3の修正があり、失敗度1の失敗はどちらかの足に命中します。
人間の男性の場合、ここにダメージを受けるのはたいへんな苦痛です。ダメージを受けた男性は生命力判定(受けたダメージぶんだけマイナス修正)を行ない、失敗すると朦朧状態になります。この生命力判定の出目がもとの生命力よりも大きければ意識を失います。「我慢強さ」の特徴があれば、この判定に+5の修正があります。「痛覚過多」ならダメージの2倍がマイナス修正になります。
顎
命中判定に−5の修正があります。失敗度1で失敗のときは顔に命中します。ダメージを受けたキャラクターは生命力判定(受けたダメージぶんだけマイナス修正。最低でも−2の修正はある)を行ない、失敗すると朦朧状態になります。
腎臓
敵の背中を攻撃するときにしか狙えません。命中判定に−4の修正があり、失敗度1の失敗は胴体に命中します。腎臓への「叩き」ダメージは1.5倍になります。(「刺し」「切り」は通常)
鼻
命中判定に−6の修正があります。失敗度1で失敗のときは顔に命中します。ダメージを受けたキャラクターは生命力−1判定(受けたダメージぶんだけマイナス修正。「我慢強さ」+5。「痛覚過多」はダメージの2倍)を行ない、失敗すると朦朧状態になります。
喉
命中判定に−5の修正があります。失敗度1で失敗のときは胴体に命中します。「叩き」は1.5倍のダメージ・ボーナスが、「切り」「刺し」は2倍のダメージ・ボーナスがあります。(「刺し」は通常と同じということです)喉へのダメージが生命力の3分の1を超えると、自動的に朦朧状態になります。
刃のある武器で生命力以上のダメージを一撃で受けたら、生命力判定に成功しないと即死してしまいます。
防具
「ミドガルド」では部分鎧のルールを使用します。(「ガープス・マー
シャルアーツ」330項参照)
素手による攻撃
「ミドガルド」では格闘の達人(<格闘>、<空手>のどちらかの技能レベル18以上。)は、自ら疲労ることで致傷力を上げることが出来ます。1点疲労するごとに致傷力に+1されます。この行為は一度に技能レベルの半分までしか行えません。